<実艦について>
- 陽炎型1番艦として、1939年11月6日に舞鶴工廠で竣工しました。2番艦「不知火」と共に第18駆逐隊に編入されます。
- 開戦時はハワイ作戦に参加、翌年の1942年1月にはラバウル攻略作戦、3月にはセイロン作戦、5月にはミッドウェー海戦に参加します。同年7月に第15駆逐隊に編入され、8月にはガ島輸送に13回従事、9月にショートランドで敵航空機の攻撃により小破します。11月には第三次ソロモン開戦海戦に参加、その後ブナ輸送作戦、ルンガ沖夜戦に参加。
- 1943年1月のガ島撤収作戦支援、3月よりムンダ輸送作戦に従事し、5月8日にクラ湾にて触雷して航行不能となり、敵航空機の攻撃を受けて沈没しました。
<キットについて>
- 1/700「陽炎型」のプラキットは、スカイウェーブシリーズ(SW)のピットロードとウォーターラインシリーズ(WL)のアオシマから発売されています。SWのキットはシリーズでおなじみの力強い詳細なモールドで仕上がっており、好感が持てます。一方、WLのキットは2004年にリニューアルされ、モールドが繊細で控えめな感じですが全体の仕上がりは良好で、一般的な評価は良いキットとなっています。
- 今回はSWキットを建造しました。SWキットでの建造は特に注意点はありません。各パーツ類もWLキットより少し太めなので、折れ易いことは無いと思います。
<作例について>
- 「陽炎」は竣工時仕様で建造しました。全く素組みです。船体や上部構造物は、我が造船所の駆逐艦色である舞鶴工廠グレーで塗装しました。リノリウムはPT社の艦船カラーのリノリウム色で塗装、そのほかはすべてGSIクレオスのMr.カラーを使用しています。船体や上部構造物は、我が造船所の駆逐艦色である舞鶴工廠グレーで塗装しました。リノリウムはPT社の艦船カラーのリノリウム色で塗装、そのほかはすべてGSIクレオスのMr.カラーを使用しています。
なお、私的好みで舷側中央と艦尾の艦名を表記しておりますが、大戦中は塗りつぶされていました。
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