「阿武隈」 旧日本海軍
 夕雲型一等駆逐艦1番艦
掲載:2006年06月15日
修正:2014年11月23日
 夕雲(ゆうぐも)1941 <ピットロード製>
↑ 左舷前方からの写真
(画像はクリックすると大きくなります。)
↑ 右舷後方からの写真
(画像はクリックすると大きくなります。)
  <使用キット>
  • スカイウェーブWシリーズ 26
    日本海軍駆逐艦「夕雲」 
    1/700 ピットロード ?年発売
 

<実艦について>
  • 夕雲型1番艦として、1941年12月5日に舞鶴工廠で竣工しました。
  • 開戦時は東京湾外で対潜警戒に従事。1942年5月ミッドウェー海戦に参加し、アリューシャン作戦を支援。同年8月に第二次ソロモン海戦、10月に南太平洋海戦に参加。その後、ガ島輸送などの輸送作戦に従事しました。
  • 1943年8月のコロンバンガラ転進作戦に従事し、10月6日にベラ・ラベラ東方にて駆逐艦と交戦し沈没しました。

<キットについて>
1/700「夕雲」のプラキットは、ウォーターラインシリーズ(WL)のハセガワとスカイウェーブシリーズ(SW)のピットロードから発売されています。WLのキットは船体形状が実艦と大きく異なるため、一般的な評価はあまりよくありません。

SWのキットはシリーズでおなじみの力強い詳細なモールドで仕上がっており、好感が持てます。今回はSWキットを建造しました。SWキットでの建造は特に注意点はありません。各パーツ類もWLキットより少し太めなので、折れ易いことはないと思います。

BOXアートは藤原氏のもの。遠方に空母「飛龍」と「利根」、「筑摩」の重巡が描かれており、艦隊行動中の「夕雲」を右舷前方から描いたものです。

キットは夕雲型の竣工時から大戦前期仕様が製作できる内容となっており、デカールは 1番艦「夕雲」から11番艦「藤波」までの同型艦のものが付属されていて、選択が可能です。

<作例について>
「夕雲」は竣工時仕様で建造しました。ほとんど素組みですが、以下の追加工作を行っています。
  • 0.25o×0.5oプラ棒により、舷外消磁電路を再現しています。
船体や上部構造物は、我が造船所の駆逐艦色である舞鶴工廠グレーで塗装しました。リノリウムはPT社の艦船カラーのリノリウム色で塗装、そのほかはすべて GSIクレオスの Mr.カラーを使用しています。なお、私的好みで舷側中央と艦尾の艦名を表記しておりますが、大戦中は塗りつぶされていました。

     
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