砲艦 橋立 旧日本海軍
 橋立型砲艦1番艦
掲載:2013年11月19日
修正:2014年10月29日
 橋立(はしだて)1941 (大戦前期仕様)  <アオシマ製>
↑ 左舷前方からの眺望
(画像はクリックすると大きくなります。)
↑ 右舷後方からの眺望
(画像はクリックすると大きくなります。)
<使用キット>
  • ウォーターラインシリーズ 553
    日本砲艦「橋立」
    1/700  アオシマ  2013年発売

<実艦について>
橋立型砲艦は砲艦「安宅」の代艦として沿岸航洋性を持ち、旗艦設備を擁した砲艦として設計され、1937年度のB計画にて建造されました。上海事変以降の計画艦のため、従来艦より戦闘艦としての性格が強まって武装などが強化されているのが特徴的です。

橋立型砲艦一番艦の「橋立」は1940年6月30日に大阪鉄工所桜島工場で竣工し、日中戦争では長江流域の哨戒活動に従事しました。太平洋戦争では中国沿岸における警備や船団護衛に活躍、1944年10月1日に海軍艦艇の類別変更にて軍艦籍から除かれ、独立した艦艇(艦首の菊花紋章が無くなる)となりました。

1944年5月22日に南シナ海東沙島南方にて、損傷輸送船の救助中に米潜水艦「SS-382ピクーダ」の雷撃を受け、沈没しました。

参考:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

<キットについて>
ウォーターラインシリーズとしてアオシマ、タミヤ、ハセガワの共同ラインナップ製品の中で、唯一活発に製品をリリースするアオシマのキットです。アオシマは自社の旧キットを精力的にリニューアルし、且つシリーズの拡充にも努めており、本シリーズは現在、アオシマの努力によって成り立っている状態です。

アオシマが積極的に開発を進める砲艦においてシリーズ初の“勢多型砲艦”に続き、第二弾の砲艦キットとなりました。橋立型砲艦は2隻が存在し、両艦とも発売されています。このうち、一番艦の「橋立」は大戦初期仕様で発売されました。


キットにはシリーズの根底というのか、コレクション性を重視するものとして、中国大陸などで活躍した95式軽戦車2両が付属しています。しかし、この戦車キット…、縮尺的に大きすぎるようですね…。^^;

<作例について>
すべてを素組みで製作していま。船体グレーは小型艦艇ということで、我が造船所指定の“舞鶴工廠グレー”で塗装しました。付属の95式軽戦車は、説明書の指定色に疑問を感じて、独自の色で塗装しています。

<建造について>
建造工程については、下記のアイコンをクリックしてください。 ↓

      
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