貨客船 氷川丸 日本郵船 貨客船
掲載:2007年04月08日
修正:2019年12月25日
 氷川丸(ひかわまる)1930 <ハセガワ製>
↑ 左舷前方からの眺望
(画像はクリックすると大きくなります。)
↑ 右舷後方からの眺望
(画像はクリックすると大きくなります。)
 <使用キット>
  • ウォーターラインシリーズ 503
    日本郵船 氷川丸
    1/700 ハセガワ 1980年発売
 

<実艦について>
氷川丸は日本とシアトル間を結ぶ大型貨客船で、1930年から1941年までの大戦前10年間、日本海運界を代表する客船として活躍しました。全長156m、全幅20m、総トン数11,622t、11,000馬力で18.2ノット。船内はフランス式の装飾がほどこされており、人気を博したと言われています。

大戦中は病院船として徴用され終戦まで無事に活躍。戦後から1947年までは引き揚げ船として太平洋各地に残留する将兵を本土に輸送しました。そして、国内航路に就役後シアトル航路に復帰し、1960年に引退。現在は保存船として横浜港に永久係留されています。

<キットについて>
キットは程よい省略で、比較的好評なキットのようです。但し、個人的にはボートダビットが太すぎる点とブリッジの天蓋パーツが箱組みしたブリッジに入りにくい点、それから甲板上部の構造物の塗装指示が説明書ではあいまいな点が残念です。

<作例について>
氷川丸に関する知識がまったくないため、完全に素組みです。

一番苦労したのが塗装で、マストなどの茶色部分の色彩に悩みました。作例ではBOXアートを参考にロシア海軍の甲板色ブラウンを使いましたが、やはりもっと明るい黄色がかった茶色で塗るべきだったと後悔しています。船体はつや消し黒、上部構造物はつや消し白、木甲板はタン色で塗装しました。すべてGSIクレオスのMr.カラーを使用しています。

     
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