重巡 古鷹 海上自衛隊
 わかば型地方隊護衛艦(警備艦)
掲載:2011年03月24日
修正:2014年11月16日
 DE-261わかば 1962 <ピットロード製>
↑左舷前方からの眺望
(画像はクリックすると大きくなります。)
↑右舷後方からの眺望
(画像はクリックすると大きくなります。)

<使用キット>
・スカイウェーブJシリーズ 38 「わかば」 1/700 ピットロード 2010年発売

<実艦について>
 DE-261「わかば」は、もともと旧日本海軍橘型駆逐艦「梨」です。「梨」は橘型駆逐艦10番艦として川崎重工業神戸艦船工場にて1945年 3月15日に竣工し、1945年 7月28日に米空母戦闘機 F6Fのロケット弾の攻撃を受け、後部弾薬庫が被弾し、大破後に柳井沖へ沈没しました。終戦後にスクラップとするため引き上げられましたが、艦としての状態が良好で再生可能と判断され、警備艦「わかば」として改装されて1956年 5月31日に海上自衛隊に編入されました。

 当初は無武装の練習艦として就役しましたが、1958年に武装を装備する第 2次改修工事を受けて護衛艦として就役、1960年には第 3次改修工事を受けて高角測定レーダーなどを装備しました。

 その後も改修工事を 2回行い、艦容は変化しています。1962年には三宅島噴火のため、島民を輸送して避難させる活躍をしています。1971年 3月に老朽化のため除籍され、艦命を閉じました。

(参考:キット説明書)

<キットについて>
 キットは2004年12月に発売された橘型駆逐艦のバリエーションキットですが、武装パーツの開発が停滞していたようで、2010年に至りようやく発売されました。パーツ面のモールドは、シリーズの中でも国内開発キットおなじみの詳細でしっかりしたものです。

 キットでの最大の欠点は、艦橋部が艦首尾方向に 4mm程短いことで、また、橘型駆逐艦の特徴である艦首側面のナックルラインが再現されていないのが残念です。

<作例について>
 基本的には素組みですが、以下の修正や追加作業を行っています。

・艦橋構造物の中部を切断し、プラ板にて艦首尾方向を 4o延長。

・戦闘通路の白線モールドを削り、凹モールドで再現してエナメルの白色で塗装。

・前部マストは艦首方向の補強材が再現されていないので、プラ角棒にて再現。また、上部の張り出し補強材などもプラ角棒にて追加再現しています。

・船体側面の汚水捨て管をプラ角棒にて再現。

 船体や上部構造物の垂直面は、ピットロード社の艦船カラーの海自グレー 1で、水平面は海自グレー 2で塗装、喫水線下部と煙突上部は GSIクレオス社の Mr.カラーのつや消し黒で塗装しました。キットのレーダーは存在感が大きいため、エッチングパーツに頼るほうが見栄えがいいですね。

<建造について>
 建造工程については、こちらをご覧ください。 ↓


      
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