駆逐艦DD-968 アーサーW.ラドフォード アメリカ海軍
 スプールアンス級ミサイル駆逐艦6番艦
掲載:2007年9月27日
 DD-986アーサーW.ラドフォード 1999 <ドラゴン製>
<使用キット>
モダンシーパワーシリーズ7031 「DD-968アーサーW.ラドフォード」 1/700 ドラゴン 2006年発売

<実艦について>
 スプールアンス級ミサイル駆逐艦は戦時設計の「アレン.M.サムナー」級と「ギアリング」級の後継艦として、戦後20年以上たってから設計されたため、新技術がいろいろと盛り込まれています。機関は従来の蒸気タービンから米海軍の大型艦艇としては初めてガスタービンを採用しました。また、コスト削減のために30隻すべてがインガルス造船所に一括発注されています。

 スプールアンス級ミサイル駆逐艦は現在、30隻すべてが退役しています。最初の退役艦は13番艦のDD-976メリル(1998年 3月26日退役)、最後の退役艦は22番艦のDD-985カッシング(2005年 9月21日退役)となります。

★概要:
 ・全長 171.7m、全幅16.8m、満載排水量8040t
 ・主機ガスタービン 4基/ 2軸で86,000馬力、速力33ノット(計画)
 ・乗員 319〜 339名
★兵装:
 ・MK-41垂直発射機(61セル・SUM /SLCM) 1基
 ・MK-26シースパロー短SAM8連装発射機 1基
 ・ハープーンSSM4連装発射筒 2基
 ・RAM 近接防御SAM 21連装発射機 1基
 ・324o 短魚雷 3連装発射管 2基
 ・MK-45 54口径 127o単装砲 2基
 ・MK-15 76口径20oCIWS機銃 2基
    ★搭載機:
 ・SH-60ヘリコプター 2機

 
DD-968アーサーW.ラドフォードについて−
 DD-968アーサーW.ラドフォードは1977年 4月15日にインガルス造船所で竣工しました。スプールアンス級ミサイル駆逐艦の 6番艦となります。艦名はアーサー.ウィリアム.ラドフォード(1896−1972)という海軍の軍人にちなんで命名されました。2003年 3月18日に退役。その後2005年まで後部マストのステルス性実験艦として活動しました。試験結果は良好だったようです。現在は退役しているようです。

<キットについて>
 スプールアンス級ミサイル駆逐艦のプラキットは古くはピットロード(PT)、最近ではフジミとドラゴンから発売されています。このうち、PTキットはすべて絶版状態となりました。また、ドラゴンのキットは元々PT製品です。金型業者の事情により金型がドラゴンに移り、現在はドラゴンより不定期に新製品として限定個数が入荷する状態となっています。ドラゴンは一度発売された製品は全く同じものとしては再販しないようなので、このキットも販売店の在庫限りだと思います。キット内容は以前ピットロードで発売されていたスプールアンス級のものに、後部のステルス性マストのプラ部品とエッチングを追加したものです。

 現用艦艇を作りなれていない私としては、説明書の部品取り付け位置表現が曖昧なことが非常に困りました。デカールは非常に丈夫で取り扱いが容易です。また、水に濡らすとすぐに台紙より剥がれるため、作業効率も良いものと感じました。

<作例について>
 全くの素組みです。組み立てで困ったのは、後部マストがキットの甲板取り付け位置に接着しようとすると、マストとマスト後ろの構造物と干渉することです。作例では甲板面の取り付けダボを削り取り、若干前に位置をずらしています。また、甲板のマーキングすべてのデカールが用意されていないこともがっかり・・・。ヘリの離着陸甲板と後部主砲塔後ろのマーキングは筆塗りで仕上げました。搭載ヘリのデカールは非常に小さくてほとんど見えない大きさのものであり、取り付けにも苦労しました。

 塗装はPT艦艇色からアメリカ海軍現用艦艇色の船体色と甲板色を使用しています。細部塗装はフジミのキット塗装指示を参考としました。

   
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