三段空母 ガミラス帝国軍
 ドメル艦隊「第一空母」
掲載:2014年09月10日
修正:2014年10月12日
 三段空母(ドメル艦隊第一空母)  < バンダイ メカコレクションシリーズ 18 >
↑左舷前方からの写真
(画像はクリックすると大きくなります。)
↑右舷後方からの写真
(画像はクリックすると大きくなります。)
<使用キット>
宇宙戦艦ヤマト メカコレクション 18

ガミラス帝国軍「デスラ―三段空母」

ノンスケール バンダイ 1979年発売


<三段空母(ドメル艦隊第一空母)について>
 宇宙戦艦ヤマトシリーズの1作目で登場するガミラス帝国軍の艦隊型宇宙空母。ストーリーの山場、ドメル艦隊とヤマトの決戦にてドメル艦隊を構成する空母の一つで、ヤマトとの決戦のため、ルビー戦線より引き抜かれた。

 艦長および攻撃隊隊長は兼任の“ゲットー少佐”。劇中では先制攻撃にてヤマト艦載機をヤマトから引き離す役目を負っています。搭載の艦上機は戦闘機“ガミラスファイター”。

 艦隊が密集隊形だったため、先行していた戦闘空母がドリルミサイルの衝突により轟沈した際にこれを避けきれず、衝突して撃沈しました。

<キットについて>
 宇宙戦艦ヤマトのメカコレクションシリーズの18として登場。

 シリーズの中核は、劇場映画“さらば宇宙戦艦ヤマト−愛の戦士たち−”やTV放送アニメ“宇宙戦艦ヤマト2”で登場した白色彗星帝国軍と地球防衛軍のメカですが、シリーズ拡充のため続編となる「新なる旅立ち」に登場するメカとして発売されました。

 形状的にはメカ設定と違う部分が多く、疑問に感じる形状をしています。特に左舷側の形状が不良で、キットでは左右対称の形状をしていますが、実際の設定メカでは左右が非対称となっています。最上飛行甲板の形状も原稿とは違い不良で、設定メカではアングルドデッキが再現されているのですが、劇中ではこの部分が曖昧となっており、「新たなる旅立ち」の劇中に登場する“三段空母”もすべてがキットのようにアングルドデッキ形状が中途半端となっており、一概にキット形状が間違いとも言えません。

<作例について>
 設定メカとキットでは大幅に異なる形状のため、かなり追加工作をしています。追加工作は下記のとおりです。

  • 左舷側の船体側面を大幅に修正しています。
  • 船体側面艦首よりの舷灯?は設定メカと異なり前後が逆なので、船体より切り離し、接着位置も変更して再接着しています。
  • 船体下部の三連装レーザー砲は、設定メカと異なり中央に一つのみなので、左右に一つずつとしました。パーツが一つ足りなくなるので、プラ板とプラ棒にて再現しました。
  • 艦橋構造物はキット組み立て指示と異なり、艦橋部を水平に接着、支柱部分のフィンをプラ板にて再現しました。飛行甲板最前端の左右突起物をプラ材で再現しました。
  • 最上飛行甲板のアングルドデッキはプラ板を切り出して再現しています。

 船体色は劇中や箱絵のイメージから、旧日本海軍空母迷彩色の21号色を選択しています。

<製作過程について>
 製作過程については、以下のアイコンからお入りください。↓


     
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