大戦艦 地球防衛軍
 ゆきかぜ型宇宙突撃駆逐艦
掲載:2013年12月20日
 古代艦  < バンダイ メカコレクションシリーズ 20 >
↑左舷前方からの写真
(画像はクリックすると大きくなります。)
↑右舷後方からの写真
(画像はクリックすると大きくなります。)
<使用キット>
宇宙戦艦ヤマト メカコレクション 20

地球防衛軍艦隊「古代艦」


ノンスケール バンダイ 1979年発売

<古代艦について>
 宇宙戦艦ヤマトシリーズの 1作目の冒頭に登場する地球防衛軍の艦艇の一つ。宇宙戦艦ヤマトの建造前のもので、波動エンジンを搭載していないため、ワープ航法が出来ません。正式名称はM-21881 式雪風型宇宙突撃駆逐艦で、「古代艦」という俗名は、第17号艦の艦名が「雪風」で、艦長が古代守であったためです。
 ガミラス艦隊に一方的に撃沈されてしまうのが悲しいですが、搭載のビーム砲ではガミラス艦の装甲を破壊できず、唯一、艦首のミサイルのみが有効な攻撃手段のようです。

 劇中では、戦闘により地球防衛軍艦隊が指令艦の「沖田艦」と駆逐艦「ゆきかぜ」の 2隻のみとなり、敵艦から撤退を決意した沖田指令の命令に従わず、ガミラス艦隊に突撃していくところが印象深いのですが、ガミラス艦のビーム砲をめちゃくちゃ浴びながら、すぐに爆破もせずに艦首ミサイルの攻撃で一矢を報いている凄まじさに、悲しさを覚えたものです。

 リメイク版の“宇宙戦艦ヤマト2199”でもこの艦は登場します。色彩バージョンが増え、 3パターンの色彩となりました。原作では「古代守」の戦いの考え方で敵艦隊に突撃しているのですが、リメイク版では指令艦を逃すために盾となるため敵艦隊へ突撃したという意味合いを強くアピールしています。

− メカ設定データ −

 ・武装:主砲 3連装小口径光線砲  2基
     艦首 3連装ミサイル発射管  1基

<キットについて>
 宇宙戦艦ヤマトのメカコレクションシリーズの20として登場。

 シリーズの中核は、劇場映画“さらば宇宙戦艦ヤマト-愛の戦士たち-”やTV放送アニメ“宇宙戦艦ヤマト 2”で登場した白色彗星帝国軍と地球防衛軍の設定メカですが、シリーズ拡充のために第 1作シリーズの戦闘メカも発売されました。対ガミラス戦の登場メカは他に「沖田艦」とガミラスの「デストロイヤー艦」、「三段空母」が発売されましたが、ガミラス側の戦闘メカはどちらかというと第 3作の“新たなる旅立ち”で活躍した艦艇をキット化したもののようです。

<作例について>
 我が工作室、通例の素組みですが、以下の部分を追加工作しています。

・船体に比べて台座が小さいが故、非常に安定感が悪いため、台座裏側に板錘を取り付けました。

・ヤマトの艦載機、ブラックタイガーがサービスパーツとして付属していますが、主翼下面に増槽?かミサイル?か解らないものがパーツ化されています。作例では取り付けませんでした。

 船体色は劇中や箱絵のイメージから、黄色はドイツ軍機のマーク色である“RLMO4イエロー ”を使用、赤色は“レッドS11136”という色を使いました。灰色は旧日本海軍機の“明灰白色”を選びました。この部分、リメイク版の“ヤマト2199”では白色に変更されていますね。

<製作について>
 製作過程については、以下のアイコンからお入りください。↓


     
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